象棋の勉強アプリ その1 Chinese Chess, Xiangqi

2017/05/18Android, iPhone, 象棋(シャンチー)のアプリ

将棋やチェスを勉強した経験から考えると、チュンジーでも最終盤から始めるのが良さそうです。日本将棋の終盤・詰将棋のことを中国象棋では残局・排局と呼ぶようです。

他のゲームは書籍やWebサイトに詰将棋やEnd gameの問題集があるのですが、象棋は日本語の情報がほとんどありません。Web検索すると中国語のサイトは多数、英語で少し情報が拾えます。しかし、排局に関してはほとんどが中国語サイト。

残念ながら私は中国語はわからないので、英語のアプリを使って勉強することにしました。これから何回かに分けて、試してみたソフトのレビューを書いていきます。




Chinese Chess, Xiangqi

Xiaoju Liang作のiPhone/Android用象棋アプリです。無料。表記は英語です。一部に簡体字が使われているので大陸で作られたアプリでしょう。


初期画面。人物像の横の数値は対局状況や排局を解いた数を表しています。


メニューは上から Beginner(駒の動かし方など)、Single Player(コンピュータ対局)、Challenge(排局)、Multi Player(WiFiを使った対局)です。Multi Playerはネット対局ではなく、同一のWiFiを使っている同アプリ利用者との対局になります。

下段メニューのTutorialは序盤・終盤・古典の中国語による解説。なぜかここだけ中国語です。Createは盤面作成、Settingは各種設定です。

Challenge(排局)

お目当の排局を試してみます。Challengeを選ぶと、道と旗が表示されます。次の問題が赤い旗、解き終わった問題は緑の旗で表示されます。


旗をダブルタップすると問題が表示されます。最初の問題はさすがに簡単です。万一間違えても、下のMenuからUndo(やりなおし)・New(最初から)が選べます。


現時点で問題はNo.247までありました。これだけあれば、最初の勉強には十分かな?

ダウンロード