ブラウザ象棋(象棋小巫师)の駒落ちが勉強になる

象棋(シャンチー)のアプリ

ブラウザで遊べるシャンチー「象棋小巫师(XQwlight) 」の続きです。

そのままでは私にとってあまりにも強すぎるので、思考時間を短縮し、駒落ちを増やしました。今は馬・車落ちで遊んでいます。相手の攻め駒は砲しかない。さすがに私でも勝てますが、たまにポカで負ける。その負けが勉強になるなあ、と思った次第。

砲の見落とし

駒の動きを見落として負けますし、先が読めなくて負ける。砲は将棋にもチェスにも存在しない駒なので、無意識に操作できるレベルまで覚えきれていないのでしょう。将棋の初心者が角道をうっかりする気持ちがわかります。

見落としは砲の飛び越しをうっかりして駒をタダで取られるパターンが多い(相で取られることもある。我ながらヒドイ)。相手の攻め駒は砲しかないので、じっくり読めば避けられるはずです。平手の対局では馬も車もあるので、考えることが多すぎて砲の動きを忘れがちです。

駒を落とすことで砲に注視することができ、以前よりは見落としは減ったように思います。

砲の移動先を読む

将棋棋士所司七段のサイトに「中炮対屏風馬講座」の定跡解説があります。序盤は炮2平5の当頭炮に対して馬8進7と進みます。初手で動いた炮と同じ側の馬が動くのがポイントです。でも、単に定跡として眺めているだけだとなぜ同じ側を動かさないといけないのか理解できない。

駒落ちにして定跡とは逆の馬を上げて見ます。コンピュータは高い確率で炮二平三としてきます。馬・象の両取りです。受けるなら馬7退5ですが、形が悪すぎて不利だと思います。

駒落ちにすると、紅方の攻めパターンが少ないため、この形は何度も出てきます。さすがの私も何度も同じ手を食らうと「中炮に動かした側の馬を先に上げるべき」だと覚えました。

馬・車落ちで100%勝てるようになったら、次は車落ちを試してみようと思います。