第3回アジア麺ロードのチュンジー体験行ってきた(2017/11/26)
前回記事「第3回アジア麺ロードにてチュンジー体験(2017/11/26)」で紹介した第3回アジア麺ロードに行ってきました。曇天でしたが過ごしやすい天気。大勢の方が集まっていて、人が溢れかえっているような感じ。
チュンジー体験コーナー
私のお目当はもちろんチュンジー体験コーナー。猫の家側(国際通り側)の入り口に2面のチュンジー盤が展示されていました。
チュンジー体験は意外に人気で、ご年配の方、学童で覚えた子供達、中華系の方も含めて途切れなく対局が行われていました。女子学生の集団がルールを覚えながら対局したり。普段見かけることがないゲームですので、却ってとっつきやすいのかもしれません。駒が丸いくて大きいのでカワイイと思ってもらえるのかも?
何戦か対局。みなさんお強いです。
チュンジー普及に向けて
学童や放課後クラブでの普及もあって子供達の間ではかなり認知度は上がっているように思いましたが、それでも、チュンジー復活のためには、まだ壁が厚いと思いました。
会場でもいろいろとお話をお伺いしてきましたが、以下の点が課題だと思う。
- 盤駒の入手状況
- 対人で対局できる環境
- より強くなりたい人へのサポート
まず、チュンジーを始めるに当たって必要な道具が県内で入手できないこと。一時期は県立博物館のミュージアムショップにも置かれていたそうですが、現在は無し。私もボードゲーム店を廻ってみましたが、どこにも置いていません。日本では適当な仕入先もなさそうだし、海外輸入だと不良品の対応で苦労しそうなので、現状では仕方ないのかもしれません。
人と対局できる環境も少ないです。私も普段はネット対局だけですが、対人戦はネットとは違う魅力がありますし。
あとは入門書を卒業した人向けのサポート。日本語で読めるのはシャンチー(中国将棋)入門ぐらいですが、絶版の上、プレミアが付いていてちょっと書いづらい。あとはネットに少しだけ定跡がありますが、絶対的に量が足りません。中国語の書籍は豊富なのですが、入手や言語の壁を考えると、自分で読むのはともかく他人には勧めにくいのが難点。
現状では対局できるところまでは自学できても、その先に進むのが大変です。月に1回程度でも集まれる場所があるといいのですが。
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