第12回琉球象棋大会に参加しました(3) 大会編

チュンジー大会・体験

第12回琉球象棋大会に参加しました(2)の続きです。大会は2018年12月9日(日)に行われました。

以下は大会に参加した感想です。

大会参加前に付け焼き刃

せっかく参加するので事前に勉強。Amazonでわかりやすそうな電子書籍(大师教你学象棋(升级版))を購入。時間がなくて半分も読めませんでしたが少しは強くなったかも??

この本は中国語版ですが、わかりやすくて初心者向けだと思います。あとで記事書きます。

(アマゾンではEnglish Editionと表示されていますが、中文(簡体字)です)


はじめての象棋を再読してブーサー(沖縄じゃんけん)も復習。実際にブーサーして感じたけど、小指出しにくいですね。



一般・初心者クラスに参加しました

大人が出る一般の部はS、A、初心者の3クラス。子供は中高生・小学校高学年・小学校低学年の3クラス。私は一般初心者クラスに参加しました。

6人の総当たりで5回対局して、4-1。同率の方と決勝戦を行なって負け。2位になりました。優勝者には総当たりでも負けていたので力の差がありますね。対局ではタダの所に車を動かして取られたり、ひどい手を指してしまったので、2位でも望外の成績です。
(強くないと参加しづらいと思っている皆さま、私のようにコンピュータ相手にぼろ負けでも大丈夫でした。次回から参加しましょう)


チュンジーは囲碁や将棋と比べて対局時間が短いので、総当たりでも時間内に収まりました。勝ち残り形式のトーナメントは負けると暇になるのが問題なんだよね。これはチュンジーの利点だと思います。
(子供達はさらに対局時間が短いので、自由対局できる場所があれば良かったかも)

戦法の傾向

会場をざっと見た感じでは、飛相(Fēi xiāng)局((サン)構え)や仙人子路(Xiānrén zhǐ lù)が多いように見えました。他にも戦法あったと思いますが、勉強不足でわかりませんでした。

意外に中炮(Zhōng pào)(ファー)構え)は少ない感じ。ネット対局だとほぼ中炮・屏風馬(píngfēng mǎ)になるのだけど。ネットももっと強い人のいる場所まで上がれば別の戦法が増えるのでしょうか。

初心者向けの対局場所が欲しい

大会会場となった久米の同進会館では、平日はチュンジーの対局が行われているそうですが、私程度の棋力で行っていいやら。初心者同士で対局できる場所があるとうれしい。
(このサイトにあるブラウザ対局:象棋小巫师でも強すぎるという意見を聞きました。確かにそうかも。私も待ったしないと最弱に勝てない)

子供向けには学童や児童クラブなどでチュンジーが教えられていますが、この子たちが中学校に進学した時に対局できる場所がないのも課題だそうです。将棋では公民館サークルや道場で対局できるのですが、チュンジーはまだそこまでは手が回らないようです。

チュンジーに上達してくると上等な盤駒が欲しくなるのですが、それが入手しづらいのも課題。輸入すれば1セット数千円で買えるのですが、海外通販は慣れていないと面倒くさいですよね。不良品の対応もあるので輸入代行するのもリスクがあるし。

これらの問題はもう少し競技人口が増えれば解決するかなあ?

チュンジー大会・体験

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