象棋と将棋・チェスの違い
象棋の勉強をして気づいたことをメモしておきます。日本将棋はそれなりに勉強しましたが、チェスは勉強を初めてまだ1ヶ月ぐらい、象棋は勉強を始めたばかりです。
馬と砲の動きが難しい
馬はチェスの Knight と同じ動きなのですが、移動途中の駒で邪魔されるのが面白い。チェスの Knight は必ず行った先から戻れるのですが、象棋の馬は戻れないことがあります。
終盤で相手の将を詰めるときに、馬が戻れなくて困ったり。
砲は途中の駒を飛び越えられるのですが、飛び越える駒が相手の駒の場合は、それが移動すると飛び越え動作が変わってしまいます。
王不見王が強力
象棋では玉が直接向かい合ってはいけません(
駒が少なくなってくると王不見王の形になりやすく、将が将棋の香車のように使えます。
縦一列をこちらの将で塞いで、他方から挟み撃ちにするのが終盤のセオリーっぽいです。
駒の力
チェスには強力な駒が多く駒損が大きく響く、将棋は持ち駒が打てるので終盤は多少の駒損は問題にならない。
チェスは足の早い駒が多いのだが、将棋の金駒は足が遅い代わりに接近戦に強い。
象棋は両者の中間ぐらいでしょうか。車は強力ですが2個しかなく、砲や馬は癖がありますし、象は敵陣に行けません。攻め駒が少ないように思います。
兵が成る(と表現していいのだろうか)と横にも動けるのですが、将棋の金駒ほど強くはありません。
将が宮殿から出られないので、接近戦に弱い駒でもなんとかなるのが面白い。うまくバランスが取れています。
続き: 詰象棋が難しく感じる理由
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